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2023-10-26
【社員インタビュー】
失敗を恐れず、まずやってみることは才能である
- INTERVIEW
-チームワークがうまくいく秘訣とは-
Jinger 海外部媒体 2021年転職入社(左)
Erika 制作部ディレクター 2021年新卒入社(右)
スタートアジア(以下略称、STA)の案件には、マーケティングコンサルタント、クリエイティブディレクター、Web広告運用など異なる職種が参加し、クライアント企業の市場展開の長期目標は、各段階のKPIに具体化されています。コンサルタントの背後でディレクターと媒体は協力し、効果的なクリエイティブで正確なターゲット層にアプローチします。それがブランドの強化において鍵となる存在です。
今回、9期下半期(2023年1-6月期)の総会でベスト制作賞、ベスト媒体賞を受賞したメンバー二人にインタビューし、それぞれの役割・立場からアプローチする「チームワークの秘訣」について語っていただきました。
ースタートアジアの特色の1つに「チームワーク文化」がありますが、その重要性を深く感じたエピソードを教えてください
Erika:
制作物の臨時調整が必要な際、通常、コンサルタントからクライアントチームへ情報を共有し指示出し、ディレクターと広告運 用担当が連携して動きます。この瞬間は格別に、チームの連携力が浮き彫りになります。チームワークが取れている場合、単に指示を受けるだけでなく、他の調整が必要な制作物も自発的に洗い出し、ミスの確率を最小限に抑えるように動いてくれます。こんな時こそ、皆で協力し合っている姿が素敵だなと思います。
Jinger:
私は以前、広告運用担当として、コンサルタントやディレクターとの案件 の連携方法を把握できていない時期がありました。いろいろ自分で解決し ようとも思いましたが、後で個人の能力と時間には限界があることに気づきました。案件が拡大するにつ
れ、共有しなければならないタスクも増えます。さらに、日常的に頻繁なコミュニケーションがないと、お互いが忙しいことには
気づけません。そのため、積極的に役割分担をするようになり、チームで協力する方が実際には効率的で、チーム内の人間関係性
や雰囲気もよくなることを徐々に実感するようになりました。
ーこれまでに最も困難だと感じたチームでの挑戦経験や失敗談があれば教えて下さい。
Erika:
CRM(Customer Relationship Managementの略称)部門で、既存顧客への取り組みを担当している際、新しい印刷物の制作方法を試してみることがありました。当時は前例がなかったため、製造業者と何度も調整とコミュニケーションを取る必要がありました。クライアントはコンサルタントの提案に同意していましたが、その期待値と実際に上がってきたサンプル品とに大きなギャップがあり、最終的には実行できませんでしたが、この経験から多くを学びました。次に同じような状況に遭った際には、お客様とコンサルタントとの認識が一致していることを確認し、できれば経験のあるパートナー会社と綿密に打ち合わせしてから進めようと思います。
Jinger:
広告運用担当とディレクターの間では、時折、制作物についてのイメージが違う時があり、この認識の相違が積み重なると、チーム全体の進行や案件の成果に影響を及ぼす可能性があります。ちょうど1年前くらいに、ある案件でこの問題に気付き、上長と話し合いました。今までとは違うコミュニケーションの仕方を模索し、自分が何を求めているのかを相手に明確に伝えること、アイデアを具体化しコンサルタントとディクターへ共有し、認識が一致していることを確認できてから、実際の行動に移すように変えました。それからは、こういった状況は徐々に改善されていきました。
ー「仕事は一人では完結できない」とよく言われますが、他部署との連携や情報共有において、どのように意識していますか?
Erika:
特に新人メンバーとの協力時には気を付けています。私が把握している情報、知識、およびスキルを、相手がまだ知らない可能性があると前提し、必要な情報を先に提供するように心がけています。
Jinger:
広告運用者として、新しい案件に参加する際や新しいメンバーを迎える際、お互いに気になることや期待するコミュニケーション方法が異なることに気付きました。たとえば、各案件ごとにデータの解釈基準が異なることがあるため、主観的な意見や形容詞はなく、客観的な情報を提供する習慣が身についたことです。
ー他部署との連携の中でも、衝突したり、難しさを感じることはありますか?
Erika:
以前、広告素材を5回以上調整したことがあります。想定外でしたが、それぞれの立場にはそれぞれの要求や難しさがあることを理解しました。感情的にならず、穏やかな雰囲気で、かつ時間が許す限り調整に協力しました。高いレベルの中でも、お互いが妥協できるバランスを見つけること、または状況に応じて譲歩することが、チームで仕事していく上では重要だと思っています。
Jinger:
私のいる事業部では、立場の違いによる視点や考え方の違いが生まれてしまうことがあります。広告予算をどう配分するかについ ても、時折、その考えが違うことがあります。フロントに立つコンサルタント側が投入目的を明確に指示・説明していないか、或
いは広告運用担当側が質問や確認を怠り、疑問を残したまま、自分の経験則に従って運用してしまうことがあります。各自がその
コミュニケーションを妥協せず、事前にしっかり認識を一致させることが、最適な広告運用につながり、結果にも表れてくるの
で、大事にしています。
ーあなたにとってチームワークの成功の秘訣は何ですか?
Erika:
共感です。相手の立場を理解し、相手が何を求めているのか、何に困っているのかを理解しようとする姿勢が、チームワークには不可欠です。
Jinger:
私は意思決定を行ったり、次の行動を具体的に示すリーダーの存在が重要だと考えています。そうでないと、意見の相違が生まれたり、会議中も行き詰まることがあるからです。
ー今後の目標やなりたい姿を教えてください。
Erika:
チーム内で信頼され、頼られ、チームメンバーの問題も解決できる存在になりたいです。
Jinger:
後輩メンバーを育成・指導し、教える能力がある人になりたいです。
ー最後に、広告マーケティング業界への就職・転職を検討して求職者に何かアドバイスをお願いします。
Erika:
私は新卒で入社しました。これまでの経験から、好奇心と探求心を持ち続けている人、論理的思考を用いて主体的に問題解決しようとする人が、マーケティング業界に向いていると思います。
例えば、データを総合的に分析して現在の状況を判断し、その背景にある要因を考慮しながら最適化に取り組むことが必要です。これを積み重ねていくことが成長につながります。失敗を恐れない人、現状に甘んじない人、挑戦を厭わない人が成功できる人だと思います。私たちは日々試行錯誤を重ね、失敗を恐れず、常に進化し続けていきたいと思います。
Jinger:
その通りですよね。この業界はいくら投資しても、必ずしも同じだけのリターンが得られるとは限りません。マーケティングは絶えずA/Bテストを行う必要があり、挑戦意欲と探求心を持つことが重要だと考えているので、そこに共感できる人に来てほしいですね。
ーお二方、ありがとうございました。
今後のご活躍も期待しております。
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