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2024-08-20
AppWorksでスタートアジア梁総経理と山崎副総経理の講演
- RELEASE
2024年7月3日に開催されたAppWorks主催イベントにて当社スタートアジアの梁総経理と山崎副総経理の二名が登壇し、「台湾のスタートアップがどう日本市場に参入するか」をテーマに講演を行いました。
「日本市場は、非常に大きく魅力的。一定の売上が期待できる反面、差別化が難しい」
日本市場の市場動向や規模感についての供給について、例えば、最大手のECモールを比較した場合、日本と台湾には流通総額は14倍近い差があります。両国の人口差が6倍あることを考慮しても、日本市場は台湾市場の2倍以上の規模があり、ニッチなSaaS企業でも数十億円以上の売上をつくることができています。そのため、台湾のSaaS企業にも売上構築、成長の可能性があると述べました。
その一方で、すでに多くのニッチなサービスが存在しており、差別化が難しいという側面があります。
特に、BtoB領域での参入においては、ローカライズの必要性に加えて、「代理店やパートナー」の存在が最も重要であり、その選定と活用には慎重になるべきだと強調しました。また、具体的な事例として、同じ業界にほぼ同じタイミングで日本に参入した外資企業における成功事例と失敗事例を比較することや、スタートアジアのグループ会社であるファインドスターグループでのBtoB営業の成功事例などを用いて、日本企業グループならではの具体的なエピソードを盛り込み講演をいたしました。
◆AppWorks Acceleratorとは
AppWorks(之初加速器グループ)は、2009年にJamie Lin(林之晨)氏によって設立されました。「起業家による、起業家のためのアクセラレーター」として誕生したこの組織は、アクセラレーターを基盤に、スタートアップコミュニティとベンチャーキャピタル機関として発展を遂げてきました。AppWorks Acceleratorは、毎年2回、AI、ブロックチェーン、東南アジア市場で最も有望とされる40社のスタートアップを厳選し、支援しています。現在、AppWorksコミュニティには約600社のテクノロジー企業が参加しており、1,700人を超える起業家が活動しています。
<本件に関するお問い合わせ>
亞星通股份有限公司(STAR TO ASIA CO.,LTD)
所在地:台北市松山區八德路3段36號13樓
URL:http://www.startoasia.com/index.php